2009年2月22日日曜日
●●● 嵯峨野の裏道 #4 庭師の道 ●●●
嵐電(らんでん)の鳴滝から、広沢池方面へ歩く道に植木屋さんの敷地が連なっている。敷地の中には売られていくのを待っているさまざまな木々が植えられ、庭石、石灯籠などが道に沿って並べられている。昔から、京都でも名のある庭師たちの敷地がこの辺りに多いのだろう。1キロ以上もこうした庭木の中を歩ける道がつづいている。
多くの土地は、新しい家が建ったり、コンビニが出来たりと変化が激しいが、この道の周辺は20年たっても40年たってもあまり変わらない。「あまり」というのは、多少はアパートなどが建てられていて、庭にお金をかける人が少なくなったことを思わせる。私の家でも昔は植木屋さんに庭の木の手入れに来てもらっていたが、家を建て替えてからはそんな庭の木もなくなった。最近の都市部では、庭のある建て売りそのものがなくなっているのだ。
季節、季節、花々の色や香りが、散歩する人たちを楽しませてくれ道だが、残念なことが一つ。カーナビの進化のせいで、渋滞の幹線道路を避けて通る車が増えたことだ。
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これでええかな ヨウドウ
返信削除OKです。これからも、ヨロシクどうぞ。
返信削除鳴滝やったら。やっぱり鳴滝塾とか、映画の旧跡をもっと紹介してちょんまげ。
返信削除シンチャンへ、コメントありがとう。鳴滝村の話、ご要望に応えて三月中旬に公開予定、乞うご期待。
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