お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2009年2月1日日曜日

白い靄の中から、由布院の町がゆらゆらと


温泉が流れ込み、池から湯気が立ち上る。朝日もまわりの木々も白い靄のなかに揺れている。こんな金鱗湖の幻想的な景色を見ながら、朝風呂につかり、朝食をとった。そして旅行に行ったおきまりで、朝早くからうろうろと散歩にでかけた。まわりの生け垣も草も、霜が凍りついてパリパリになっている。昨日の最低気温はマイナス5.6度。今日も寒さは変わらないらしい。でも、朝から温泉にはいっているからか、寒さは感じない。

先日法事があって九州へ行ってきた。そのまま帰るのももったいないので、由布院まで足を伸ばしたのだ。由布院は初めて。急な話しだったので、予備知識もあまりなく訪れたが、なるほど人気の温泉地だけあって、いろいろなお楽しみがありそうだ。でも人がいっぱいなのは「湯の坪街道」というお土産やさんが並んでいるゾーンで、ちょっと離れた川沿いを歩く人は少ない。
何年か前に奥田瑛二が出演した由布院の町が舞台の映画があったのだが(タイトルを思いだせない)、昭和の感じが残る町並みをぶらぶらしているだけで懐かしい。さぞかし桜やタンポポが咲く春や、由布岳が青々と輝く夏、紅葉に染まる秋は美しいことだろう。それにしても、こんなに円高だというのに韓国や中国(台湾?)からの旅行客が多かった。九州は近くて、人気があるみたいだ。

小倉からレンタカーを借りてやって来たのだが、今回は由布院だけ。やまなみハイウェイを通って黒川温泉に行ったり、阿蘇の方まで行ったり、時間があればまた来たいと思った。草千里の緑の上を風が走る、夏のはじめがいいのだろうか。そうそう、夕食後、旅館のバスで町のホールで月に一度行われる「お神楽」を見に行った。これがスゴイ迫力で面白かったが、この話はいずれまた。

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