お気楽さんぽ

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2009年5月4日月曜日

ハワイSP●カゲタさんのヒーリングツアー(1)


カサカサとビニール袋をさげて、カゲタさんが前を歩いていく。カゲタさんは、このツアーの案内人兼ドライバーで、袋の中には人数分の「レイ」が入っている。このツアーは、オアフ島のいくつかのヒーリングスポットを6時間ほどかけて巡っていく。それらのスポットで、いろいろな石などに触り、感じるものがあったらこのレイをかけてくださいといわれた。6人と人数は少ないけれど、気ままな観光客はどこでレイをくださいというかわからないので、ずっとビニール袋を持って案内してくれる。カゲタさんは高校の古文の先生がアロハを着たような人で、とても実直そう。そしてもちろん、ハワイの古代の遺跡に詳しそうだ。

はじめに訪れたのは<パーフア ヘイアウ>。カハラを抜け、ココヘッドの奥の住宅街に入っていく。ヘイアウとは、聖なる寺院の跡とか、祈りの場所のこと。ここは、五穀豊穰を祈っていた場所らしい。なんと日は高く昇っているのに月下美人が咲き乱れていた。ヘイアウには戦いのいけにえを捧げた怨念のこもったものもあるが、このツアーはそれ らを避け、ヒーリング効果のある穏やかなものを巡るらしい。ここの次は、マカプウ岬の下の<マカプウ ヘイアウ>へ。有名なラビットアイランドのすぐ目の前だが、ほとんどの観光客はここにこんなヘイアウがあることを知らない。


この後オアフ島の南を 半周するカタチで、カイルアからパールハーバー方面へ。パールハーバーを見下ろす山の上に、よく本などに紹介されている<ケアイヴァ ヘイアウ>があるのだ。ここで、サークルストーンのような石にレイをかけてあげた。目を閉じて、両手をひろげると、さぁっと風が降りてきた。歓迎されてい るらしい。

ここからは、一気にノースショア方面へと高速道路をドライブ。ハワイの皇族たちゆかりの<ワヒアワ バースストン>へと向かう。カゲタさんはけっこう話好きで、ハワイの電気代が毎月変わることや、シュリンプのうまい屋台の話などしてくれていた。ところが 途中から高速が大渋滞。どこかの出口で事故があったらしい。こちらは、ハワイの渋滞もそれなりに楽しいが、カゲタさんは予定が消化出来るか焦りまくり、 「スミマセン」を連発していた。でもロスタイムは30分ほど。ここで13:00くらいだった。この続きは、また次回に。

1 件のコメント:

  1. Hawaii Culture seriesのエッセイためにはなるのですが、コメントが浮かびません。
    O'Sam

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