お気楽さんぽ

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2009年7月12日日曜日

●●● 嵯峨野の裏道 #8  大映通り ●●●


京福電鉄・嵐電の「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」と「太秦(うずまさ)」の間、三条通りの一本南を走る道を大映通りと呼ぶ。ちょうどまん中に十字路が有り、南へ行けば大映へ。北へ行けば東映へ。また、帷子の辻には松竹があった。文字通り日本のハリウッドであった。
写真のように街路灯が、撮影カメラにデザインされていてかわいい。いつからこうなったか知らないが、多分、この商店街の町おこしが十年くらい前から「太秦キネマ」を合い言葉に盛んになり、その頃からなのだろう。

この辺は、ワタシの小学校の近くでも有り、友だちも多く住んでいた。月に2度くらい、夜店が並び、たいそう賑わっていたのも遠い昔。浴衣を着てお出かけしていた。貧しいような、豊かなような時代。縁日の日は、けっこう夜遅くまで子どもの声が響いていた。
学生の頃、商店街には2軒のパチンコ屋があった。岡っ引きのような兄ちゃんや、スリのお姉さんのような人が時代劇衣装そのまま、ドーランそのままで、パチンコをしていた。わがままなスターさんや監督さんのおかげで、理不尽な時間ツブシでもしていたのだろう。

3 件のコメント:

  1. 映画「蒲田行進曲」にも登場した大映通りの中ほどにあったパチンコ店も、そして三条通り際のパチンコ店もなくなってしまったのは寂しい限りです。「つたや」といううどん屋があってそこの出し巻き定食やしゃけ定食はなかなか美味しく、このお店は今も健在です。

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  2. 匿名さん、名前がありませんが、パチンコファンのあの方だと思います。「つたや」の勝新のために創ったというメニューなんでしたっけ。特製オムライスでしたっけ?

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  3. 大映通りの三条通り際にあるうどん屋「つたや」には勝新が裏口から入って、映画仲間とよく食事をしたという部屋に入れてもらったことがあります。特製オムライスもいただきました。昔、ネオコーポ太秦に住んでいたころの話です。

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