お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2009年9月19日土曜日

陽が沈んだ後の、夕焼け


夕焼けとともに、夜が始まる。こんなゴージャスな時間は、働いているサラリーマンにはなかなか実感できません。サマータイムでも実施されれば別でしょうが、多くの場合まだオフィスの中。夕焼けすら見られないはずなのですが、私の会社は大阪の土佐堀川に面していて、ときどき美味な夕焼けにお目にかかれます。大阪湾の上に広がる夕焼けが、ビルのシルエット越しに会社の窓や、橋の上から見られます。

夕焼けは、陽が沈んでからが美しい。ということに、去年ハワイに行ったときに気がつきました。この写真の状態から、まだまだ赤く、ビロードが波打つように空が変色していくのでした。まだ、20分は楽しめたでしょうか。
強い太陽の残照と、夜のとばりがせめぎあい、より深い濃い空になっていきました。すぐ夜にならず、夕暮れの時間が永いのも、熱帯の島ならではの事なのでしょうか? 特別な時間をプレゼントされたようでうれしくなります。京都ではピンクに染まることはあっても、深紅の夕焼けはなかなか見られません。

美しい夕焼けが、美しい夜に変わる時間。このシルバーウィークは、そんな時間も楽しんでみようと思います。もう、秋。ベランダではだいぶ前から虫の鳴き声も聞こえてきます。十五夜も、もうすぐ。今年は、10月3日の土曜日らしいです。夕焼け時からまん丸お月さまが出てくるのを楽しみながら、ゆっくりお酒でも。なんて日本的な正しい過ごし方。

0 件のコメント:

コメントを投稿