お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2009年10月5日月曜日

川沿いガーデンに秋がきた

京都の町は小さな川がけっこう多くて、自転車でプラプラしていると、川沿いに走ってみたくなります。川沿いの小さな土地には花壇や畑が作られていて、近所の人が手入れしているようです。「私の土地にしておこう」という感じで、囲いなんかしている所もあります。
別段急ぐ用件もないお気軽さんぽの時、こうした川沿いガーデンが季節の移り変わりを教えてくれます。

最近多いのは、ヒマワリ。なんという種類なのでしょう、ちょっと小振りで、葉っぱも白っぽくひかるヒマワリがいきいきと咲いています。そして、白やピンクの芙蓉の花が咲き出しました。コスモスも元気に揺れています。

見上げると小さい柿がいっぱい。ほんのり色をつけだしています。桜の木や柿の木などの大きな木は、誰も手入れしていないのに毎年花や実をつけるようです。
色とりどりの景色の中を走っていると、後で帰るのがシンドクなるのに、先へ先へとペダルをこいでしまいます。

川沿いガーデンのような景色は、小さい頃から随分たっているのに、全然変わりませんね。そういえば露地の植木鉢の風景なども、昔のまま。暮らす世代は変わっても、人の営みはそのまま。移り変わる季節がちょこんと腰をおろしていける場所があちこちにあることも、やさしく暮らしていく先人の知恵なのでしょう。そういう場所を京都市は、見て見ぬふりをしておいてほしいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿