お気楽さんぽ

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2010年2月11日木曜日

重文の中、ぷらぷら歩ける

この前テレビを見ていると、京都府警の建物がアンティックで格好よかった。どこかの大学の校舎を利用していると思っていたが、違う局の警察ドラマでもその建物が出てきた。タイトルのロケ地協力に、京都府庁旧館の名前があったので出かけてみた。
京都府庁は前に、維新探検隊で訪ねたことがある。新撰組に関係ある京都守護職上屋敷跡だからだ。その時も正面の門は閉まっていた。閉まっているので入れないと思っていたが、なんの東門から自由に入ることが出来た。

威風堂々とした姿の京都府庁旧館は、明治37年竣工(下の写真)。今も現役の庁舎として使用されている重要文化財だ。

ちょっとエアコンなど問題ありそうだが、天井も高く、こんな場所で働くのも悪くない。自由に歩き回れ、昔の重厚な建築美にしばし見とれる。平日なら旧知事室にも入れるらしい。
中庭の作庭がまた、無鄰菴でおなじみの小川治兵衛さんだ。水の流れはないが、さくらの季節は美しそう。ベンチで読書しながら、うたた寝するにはぴったりのお庭だ。

そうそう、テレビドラマの京都府警も本物でした(上の写真)。府庁の隣りに「コの字」形に正面の庭を囲んで、府警の建物が建っていました。もちろんこちらも現役。明治の建物が、平成でもしっかりお仕事している。京都ってシブチン。でもなかなかいいやん、と思えるお散歩でした。
この旧館の外や中は、きっといろんなテレビや映画でロケされているはず。休日に京都御所方面におでかけの折には、ぜひ一度お立ち寄りください。無料です。

2 件のコメント:

  1. いやいや近所ネタながら何も知らんもんでコメントできませんでした・・

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  2. レフティさん、こんにちは。紹介しきれませんでしたが、建物の中がとてもレトロでかっこいいです。旧知事室が見られる平日にでも、お出かけください。

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