街を歩こう。山を歩こう。嵯峨野を歩こう。旅を歩こう。維新を歩こう。映画を歩こう。

月に一・二度はフェアウェイも歩こう。お気楽な日々を、お気楽に記録していこう。

お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2010年8月29日日曜日

●●● 嵯峨野の裏道 #11 仁和寺の裏 ●●


御室桜で有名な仁和寺の裏に、瓦を重ねた土塀の美しい道がある。春には聾学校の桜並木からの花びらが、降りそそぎ、道も真っ白に。そして夏は、熱い陽ざしを避け、がんがんに冷房を効かせた車で仮眠する、タクシーの運転手さん達の隠れ道だ。この道を西へ進めば、御室八十八ケ所めぐりへもすぐ。道を後ろに戻れば、しょうざん方面へ抜ける峠道へつながる。

金閣寺や竜安寺から、きぬかけの径(一条通り)をぶらぶらと歩いてくる観光客も多いが、さすがこの横道に入っていこうと思う人はいないようだ。御室のこのあたりは大きな家が多く、生け垣なども手入れされており、さんぽしていても気持ちがいい。ときどき、京都が舞台のサスペンスドラマなどで使われることもある。



2010年8月23日月曜日

昔地図を描くべきだと思った

少しずつ、失っていく。思い出の場所が無くなっていくのは致し方ないとしても、記憶まで。幼稚園まで通ったあぜ道も。台風の時、氾濫したドブ川も。雪ゾリで遊んだ坂道も(昔はそれくらい雪が積もったのに)。自転車を覚えた校庭も。いやいや、場所だけじゃない。お花見をした近所の人たちのことも、引っ越していった友だちのことも、顔とか名前の記憶も薄れていく。


これは、いかん。初めての体験ばかりだったあの時代は、笑顔の記憶に満ちている。素敵で懐かしい、あの時間を引き留めておくためにも、昔の家のまわりの地図を描いておこう。記憶が薄れていくものなら、その前に記録しておこう。

と思って、まだやっていない。今ならまだ、家の垣根の佇まいや、町内の道や、家々の隙間に、古い町の面影が残っている。その頃の時代の匂いも思いだせそうなのに。


早く手を付けないと、と思いながら、老後のお楽しみにとっておこうとも思っている。まぁ後でゆっくり出来るだろうと。でもきっとこういうことは、どんどん忘れていくディティールの部分こそが面白いのだろう。懐古趣味と笑われても、楽しい思い出に浸れるなら、宝物のような時間は大切にしていこう。

ところで、Google Earthでも、今の写真ではなく、古い写真の世界をトリップ出来るサービスがあるみたいだ。どういうサービスに成長していくのだろう。年齢を重ねるほど、土地土地への思い出や記憶のレイヤーも重ねられていく。若い人たちより二倍も三倍も楽しめるサービスになるのかも知れない。


2010年8月16日月曜日

ピニャコラーダを、もう一杯

今日は、「ピニャコラーダ」をつくってみました。ホワイトラムとココナッツミルクをミックスしたロングカクテルです。くせのあるココナッツの甘さが嫌いだという人も、甘いカクテルは苦手だという人も多いかもしれません。が、カァ~ッと暑い夏の午後にはこの甘さが懐かしい感じです。

ウィキペディアによると、プエルトリコのバーで生まれたカクテル。きっと、ハバナやマイアミあたりのパーティで流行したのでしょう。海流の島々で、夕焼けを眺めながらいただけば最高なのに。


いざつくってみようと思っても、ココナッツミルクがなかなか見つかりません。

最近は家でカクテルをつくる人など少ないせいか、売れ筋以外のお酒関係はあまり店には置いてないのです。ところが、サントリーから「cocomo」というラムをベースにしたココナッツリキュールがありました。これで簡単に「ピニャコラーダ」がつくれました。


パイナップル好きのワタシとしては、飾りだけではもの足りず、細かく切った果肉をいっしょに混ぜてみました。そして、ホワイトラムを足して、少し強めに。出来上がりは、なかなか。バーで飲むより濃いめの味わいがあります。

家では、こうした大きめのグラスで、たっぷり時間をかけてのめるロングカクテルをより多くマスターするほうが楽しめるみたいです。

2010年8月15日日曜日

ギムレットを、もう一杯


昔、ハードボイルドを読んでいた頃 = おしゃれな映画が多かった頃、カクテルに凝った時がありました。ホテルのバーや、街の古いバーなどにも足を運んでいました。そして夏には、自分でシェーカーでシェイクし、カクテルをつくったりもしていました。その頃買った、バー「ラジオ」のカクテルレシピ本は今でも宝物です。

この盆休み、このカクテルをちょっとつくってみようと思いました。はじめの一杯は、もちろんギムレットです。


これは多分、父親の影響なのでしょう。わが家に古くからあるサイドボードには、幾つかのカクテルグラスとシェーカーが残されていました。洋酒のミニチュア瓶を集めるのが数少ない趣味の一つだった父親の、名残です。この前、しお爺さんにサントリーの「洋酒天国」をまとめた本をいただきましたが、ウィスキー文化(洋酒文化)が宣伝されていたその頃は、どこの家庭にもこうしたカクテルセットがあったのかもしれません。

(最近はこのミニチュア洋酒がめっきり少なくなってきましたね。ちょっとカクテルをつくりたい時に困ります。)


ということで、久しぶりのギムレットです。気分は、フィリップ・マロー。すぐにシャキッとしたグラスが見つからなかったので、写真のようなまったりとしたギムレットですが、味はなかなか。ライムジュースを使わず、生ライムを搾ってつくりました。ちょっと強め、そしてかなり辛めのギムレットです。

明日も、グラスをキンキンに冷やして、優雅な時間をシェイクします、ベイビー。


2010年8月8日日曜日

炎天下ゴルフはほどほどに

昨日は、丹波・須知のグランベールへゴルフに。炎天下ゴルフにびびりながら、飲み水も冷却スプレーもしっかり準備して行ってきました。お盆が始まっているのか、日本海への海水浴へいく人たちか、高速のバイパス道に乗るまでの道が混んでいます。いつもなら10分ほどの道が30分ほどの渋滞に。でもバイパスが無料になった喜びは大きく、往復2000円ほどが浮きました。


さすがゴルフ場もガラガラ。今の時期ゴルフする人は、よっぽど好きな人みたいです。けっこう風があり、雲も多かったので、思ったよりは過ごしやすかったですが、午後になると身体の中に暑さがたまり、スコアはどうでもいい感じに。そんな頃、ショートホールのコースの中に鹿たちが4匹、遊びに来ていました。慣れているのでしょう。写真を撮ろうと近寄っても、逃げません。この後一匹は、ティグランドの方まで遊びに行ってました。


今日は亀岡の花火もあるらしいということで、道が混まないうちにさっさと帰ろう!いつもの丹波牛の「いずつ屋」(やすくて。おいしい)で、一口カツを300gほどと中国産のマツタケ780円パックを買って、帰りました。帰りはすいすい。

これからの盆休み、炎天下にお出かけになる人に。冷却スプレー必携です。うなじや脇の下にシュッとスプレーすると、うぅ~と身体が震えるほど気持ちいいです。

中日ドームに乗り込んだタイガースは、今日もぼろぼろにやられています。

2010年8月1日日曜日

横尾ワールドの毒にピリピリ

中之島の国立国際美術館で、横尾忠則の全ポスター展を見てきた。すべてのポスターが展示されるのは、国内では初めてらしい。「天井桟敷」時代や、健さんの時代、インドの時代や、神の生まれ変わりの時代などなど、ほぼ同時代に生きてきた人のポスター展だから面白い。

一枚のポスターから濃厚に漂う、その時代の空気に、こちらの感性が反応してしまう。ポスターが窓となり、その奥から、当時の風や歌や雑音が響いてくる。


七割ほどは、知っている作品だが、これだけ集められて見せられると凄い。こんな量を残せるのは横尾しかいない。寝ない日が何ヶ月も続いていたに違いない。ポスターは、質より、量に価値がある。横尾忠則はやっぱり、時々狂っていたのだと思う。


きっと、今の学生達や、外国の人たちは、優れたアート作品としての鑑賞の時間を過ごすのだろう。けれど私たちは違う。同じ時代を過ごしてきた私たちには、二重にも三重にもオーバーラップする楽しみがそこにある。

マンガ雑誌のおまけのような時間。このポスター展は、横尾忠則からの素敵なプレゼントだ。


ところで、ポスターなどもデジタル・サイネージの時代。動画中心の映像ポスターでは、こうした1枚のグラフィックとの間に結ばれた個人的な関係は育つはずもない。ポスターが楽しめないなんて、カワイソウ。私たちは、いちばん楽しい時代を過ごしてきたのだ。と、言ってしまおう。


同時併載している「束芋」展も面白い。朝日新聞の連載小説「悪人」の挿絵でおなじみになった、束芋ワールド。彼女の世界が70年代の空気に似ていると感じるのは、横尾ワールドに毒されたからか。


阪神タイガースは8:7で中日に勝ち越し、いざ長期ロードへ。次は巨人戦だ。