お気楽さんぽ

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2011年10月9日日曜日

神戸はやっぱり歩いて楽しい街

久しぶりに神戸に散歩に行った。なにが目的という訳でなく、初めての場所をぶらぶらしようということで。JRの「六甲道」で降りて、摩耶ケーブルの方へ。さすが神戸山の手。登っては下りの坂道、古い邸宅街。歩いていると「桜のトンネル」というのがあった。400mほどの坂道の桜並木。住宅街の細い坂道をバスが下っていく。

昔、「べっぴんの町」という映画があった。調べてみると1989年配給となっていた。柴田恭平が私立探偵のハードボイルド映画(ちょっと甘いけど)、神戸の町を舞台にしたセンスのいい映画だった。多分、和久井映見が高校生の役で出ていたが、デビュー作だったと思う。鶴瓶もいい味を出していた。こうした映画はやっぱり、神戸や横浜といった港の街でないと日本では絵にならないみたいだ。そうした映画のシーンによく出て来る、そんな感じがする「桜のトンネル」だった。ちょっと危ないけど、カーチェイスのシーンなど撮ればサンフランシスコも真っ青となるような坂道だ。

そしてぶらぶら行くと「王子動物園」が現れた。しょうがない。行きがかり上、入ってみることにした。動物園って何年ぶりだろう。京都の岡崎動物園の倍は広い。
パンダもいてる。旭山動物園のおかげか、動物ごとに楽しく見られる工夫もいっぱい。とくに山猫とか雪豹とかのスタイルの美しさに目を見張る。遊園地も子供たちでいっぱい。飛行機がぐるぐる回る、ブランコが回る、木馬が回る。ボクたちが小さかった頃の乗り物がいっぱいだ。
昭和の香りがする動物園だ、と思っていたら、明治の「ハンター邸」がここに移築されていた。異人館の中でもひときわ大きい気がする。ミントグリーンの素敵な邸宅。入館料をとらないのもうれしい。

あっという間に日が暮れてきた。海文堂へ行って本を買って、中華街へ行って店の前で売っている中華ちまきやなんかを買って家へ帰ろう。

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