お気楽さんぽ

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2012年2月10日金曜日

お楽しみは「MAD探偵」


今週末は、録画して溜まっていた映画を見ることに。面白かったのは、香港映画の「MAD探偵 - 7人の容疑者」。監督はジョニー・トー × ワイ・カーファイ。ジョニー・トーは「エレクション」の監督でした。主人公は裏の人格が目に見えるという元刑事。人格が見えるから多重人格の犯人なら、何人もの人間が見えてしまうというアタマがパンクしそうな刑事モノです。ストーリーの奇想と、香港映画の荒さと、演出のウマさで独特の空気感を醸し出しているサスペンスです。TSUTAYAで借りて見る価値アリ。このコンビの作品では「マッスルモンク」という映画も評判よさそうです。



同じように、いないはずの人が見えてしまうという映画では行定監督の「今度は、愛妻家」もなかなか。何も期待せずに見たのですが、他愛ないストーリーに不覚にも泣かされてしまいました。薬師丸ひろ子のおばさん奥さんぶりが可愛いのです。ほとんど、写真家のスタジオ兼家が設定の舞台劇のような映画。ダメ写真家の豊川悦司もいい味を出していました。
期待を持って見たのは、昨年のキネ旬でもイイトコ行っていた「酔が覚めたら、うちに帰ろう」でしたが、こちらはもう一つ。おなじ夫婦ものなら「毎日かあさん」のほうがよかったかな?

洋画ではジョージ・クルーニーの「ラスト・ターゲット」が地味で、なかなか渋い映画。キャメロン・ディアスとトム・クルーズの「ナイト&デイ」もそれなりの映画ではありました。が、TSUTAYAで借りてまで見なくてもいいでしょう。
久しぶりに溜まっていた映画を、立て続けに見た一週間でした。明日は封切り初日の「ドラゴン・タトゥの女」を見に映画館に行こうと思います。

2 件のコメント:

  1. まいど、AOさん。
    映画か。近頃とんと映画館で観てないな。特に洋画はね。
    もっぱらDVDですな。
    DVDならいつでも、ゆっくり観られるしね。
    MAD探偵、オモロそうやね。
    多重人格か。そういうの昔、小説を漁って読んでた。

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  2. 漁さん、まいどです。何となく、多重人格、好きそうですね。
    いま気がついたけど、「漁」というペンネームは、「漁る」という意味が色濃く、こめられているのですかねぇ。
    それにしても、寒い週末です。

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