このブログのヨウドウさんのコメントに触発され、京北から花背の方へドライブしてきました。
途中、高尾神護寺のあたりもヤマツツジが今を盛りに咲いていました。紅葉の新緑も、柔らかな若草色できれい!先週はマスターズが開催されたオーガスタもアゼリアがきれいでしたが、こちらもなかなか絶景です。
お目当ては、常照皇寺のさらに奥、黒田町というところにある春日神社の桜。鳥居を挟んでピンクの八重桜と真っ白な八重桜が咲いています。白い八重桜も、限り無く白く美しいですが、名物はピンクの方の八重桜です。
この桜は樹齢三百余年とか。八重の手まりのような桜の中に一重の桜が混じっています。ピンクの八重に、一重の白い花びら。微妙な色合い、写真で、わかるかなぁ?
山桜の突然変異なので、種子はできないが、桜守の佐野藤右衛門さんが30年かけて苗作りに成功、「黒田百年」と命名したそうです。
テレビで紹介されたとかで、1時間に1本くらいのバスが着いて、たちまち観光客
だらけ(こちらもですが)。おじいさんが慣れない交通整理をしていました。ここから花背までは20分くらい。道々、桜がまだ盛りと咲いていました。
特別、桜が好きという訳ではないのですが、桜のある里のやさしい風景は好きです。春が来て、もうすぐ夏が来るという季節の新鮮さも好きなのかもしれません。
さぁ、桜も終わった。そろそろどこかに、てくてくしに行きたい気分です。