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月に一・二度はフェアウェイも歩こう。お気楽な日々を、お気楽に記録していこう。

お気楽さんぽ

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2013年5月22日水曜日

あれは、航空灯台だったのか


今春「フェスティバル・タワー」がオープンしたばかりだが、向かいの朝日新聞ビルの取り壊しがさっそく始まった。工事フェンスからは、屋上の一部だけが見えている。

この朝日新聞ビルが建ったのは、80年前の1931年。周辺に10階という高い建物はなく、大大阪を象徴する高層ビルだったのだろう。やさしいアール(曲線)につつまれたデザインは、客船をイメージしたものとか。たしかに、バルコニーのついた船の客室のようなイメージだった。
屋上から見れば、堂島川と土佐堀川の2つの川は、あたかも波を分けて進むイメージ。大阪湾へと航海する豪華客船だ。(もうすぐオープンするダイビル本館も同じコンセプト、客船をイメージした曲線が特徴なんだそうだ)。

そして今、工事フェンスからちらりと見えているのは、船の艦橋をイメージして建てられた、空の灯台だったとか。
空飛ぶ飛行機やヘリに、位置と高さを知らせる、航空灯台。夕闇せまる頃から、赤・緑・白の三色にイルミネーションされ、3000ワットの光の矢が夜空に放たれていたらしい。思い浮かべれば、なんてモダンなシティ・イメージなんだろう。きっとわくわくするポスターもあったのだろう。

その航空灯台は、消防署の火の見櫓でもあったらしい。当時は、神戸や泉州や枚方あたりまで、ぐるっと見晴らせたのだ。そしてなんと、この灯台の足下の屋上には、スケートリンクまであったらしい。10階には、高級レストランの「アラスカ」。なんて贅沢な、ビルなんだ。
そういえば、もう今はない京都の朝日新聞ビルは、東郷青児の壁画。レストラン「アラスカ」もあったなぁと思い出してしまった。

2013年5月13日月曜日

「鍋倉渓」は石の天の川



筍掘りに行った時、月ヶ瀬の知り合いが、近くに面白いところがあるからちょっと行って見ようと誘ってくれました。山の中腹に、大きな石がゴロゴロしてるんやと。
月ヶ瀬からクルマで20~30分。「鍋倉渓」という所でした。奈良県山添村の神野山(618m)の中腹に、大きな石が川のように流れていました。

まるで、土石流のフリーズドライ。石が星なら、石の天の川のようです。
実際、この石の天の川には、白鳥座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルという、七夕の頃の天の川に見られる夏の大三角形が、巨石で配置されているらしい。古代の巨石信仰と七夕信仰が伝わる、不思議ゾーンでした。

この岩の川は600mの長さがあるとか。たどって頂上へと歩きました。
神野山の頂上は、奈良、生駒、京都、室生、伊賀方面360度見渡せる絶景。ちゃんと展望台も作られていました。そして頂上にも、白鳥座のデネブにあたる「王塚」が祀られていました。

この鍋倉渓は、伊賀の天狗と神野山の天狗が喧嘩して、石を投げ合って出来た風景とも、古代人が築いた巨石構造物ともいわれているらしいですが、火成岩の一種で出来た地質は学術的にも価値の高いものとか。
もっともっと知られてもいい奇怪な景色。ちょっと行きにくい所ですが、天理からバスというのが一般的なアクセスらしい。不思議気分にひたれる、まだ知られていないパワースポットではありました。

2013年5月5日日曜日

「レイン棒」と名付けました


 今年のGWもまた、月ヶ瀬に住む知り合いの家に行き、筍掘りをしてきました。
木津川沿いの国道163号は、新緑のさまざまな緑に彩られて美しいドライブルート。クルマの窓を開けて走りたい気分ですが、ちょっと寒い。笠木の川辺では、オートキャンプ場にあふれんばかりのテントが張られてました。

もうすぐ月ヶ瀬という空に、今まで見たことのない「虹」が架かっていました。ほぼ水平。大きな虹の上の方だけ見てるんだろ‥ といわれそうですが、アークはありません。一文字で、両端はちょっと上に反っている感じです。こんな虹は今まで見たことがありません。「レイン棒」と名付けておきました。

 
筍は去年と同じように大収穫。奥さんが料理してくれた山菜は、ウドの芽、タラの芽、鷹の爪(唐辛子じゃないよ)、こごみ、わらび、紫えんどう、よもぎ などなどの天ぷらや五穀米のような混ぜご飯。美山荘で美味しい料理をいただいているような贅沢さではありました。

さて、見たことのなかった虹は、次の日に朝日新聞にも珍しい「水平虹」として記事になっていました。
この日はもう一つ、見たこともない奇怪な景色に出会いました。そのお話はまた次回に。